ironhistory

鉄工所をしていた父

室蘭の鉄工所インテリア

わたしの実家は鉄工所です。鉄鋼メーカーさんの下請けでした。
子供の頃に格闘技を習っていたときのことです。
「これを使って身体を鍛えろ」。
そう言って父親から渡されたのは、なんと鉄下駄と鉄アレイ。
一見してハンドメイド!?とわかる無骨なものです。
無塗装で角も粗らしく削り落とされているだけの見るからに不恰好なもの。
左右の重さも大きさも少し違ってたんじゃないかな・・・と思います。
その後も炊事遠足やキャンプの際にはバーベキューの鉄板鍋を作ってもらったり・・。
とにかく、ほんとにどれもが不恰好で微妙だったのですが、
一方でその手作り感は何とも言えない風合いを醸していて、とてもかっこよかった。
何より、そんな自分のためだけに作られた無骨な鉄物たちを子供心にも誇らしく思えました。

そんな生立ちもあって、北海道の鉄工所さんとは今も様々な御縁が続いてます。
ショップ設立にあたって自分が自ら使いたい鉄家具を絵に描いたら快く協力して下さいました。
北海道の町工場で一点一点手作りされた鉄製インテリアを、
ファクトリーEdge&Edgeを通じて皆様にお届けできることを本当に嬉しく思っています。

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