リフォームの小話(1)
家のライフサイクル
いつも「家を楽しむ鉄と木の家具雑貨DIY用品」ファクトリー エッジアンドエッジをご利用いただきまして
まことにありがとうございます。Edge&Edgeの店主です。
当ショップのコンセプトは「家を楽しむ」です。
DIYもその範囲や規模を広げればリフォームにいたるかも知れません。
(古い家具をリメイクするのもリフォームの一つと言えますし)
そんなわけで今回は素材的なお話から少し離れて「家」全体をリフォームの側面から考える小話です。
あくまでDIYのためのちょっとした予備知識程度に書いてみようと思います。
とその前に。
新築はもちろんリフォーム工事の際にも建材等木材の余り(端材・廃材)が出ると思います。
後日、もしDIYに使えそうな端材などがあれば、もらっておく。というのはどうでしょう?
きっと家のどこかには使われたはずの材料ですから、後日のDIY造作物と思わぬマッチングをするかも知れませんね。
というわけでリフォームです。
そもそもはお家の規模を変えることなく機能を回復させるためのものです。
(規模や構造まで変えるとなると、それはもうリノベーションと呼ばれる領域です)
リフォームはその目的により、老築化や故障対応的な営繕、長持ちさせるための定期の予防的メンテナンス、
そして、住む人のライフスタイルの変化に応じた改修工事。
大きくはそんな感じで分けられると思います。
特に3つ目の改修工事は規模も大きくなりがちです。どこをどの程度リフォームするのか。
予算などとも相談しながら悩む(人によっては楽しむ?)ことになります。
リフォームとは結局のところ、そのご家庭のあり様や推移(家族の増減、ご自身の高齢化など)によって
ある程度必須化するとも言えます。
以下(一戸建てを想定)では、一つの目安として大まかなリフォーム・メンテナンスの周期を見てみます。
・5年~10年
屋根や外壁のチェックが必要になってきます。
内装であれば水栓のパッキンなどの交換が必要になるかも知れません。
・10年~20年
シャッターやサッシなどの外装が傷んでいるかも知れません。
直射日光を長く浴びていた屋根やバルコニーでは傷みもでて防水等の補修が必要かも知れません。
内装でもクロスやフローリング、畳などが傷んでいると思われます。
・20年~30年
外装塗り替えや屋根の交換、内装においてはキッチンやユニットバスの交換も必要かも知れません。
色々と一気にメンテナンスを求められる周期と言えるかと思います。
上述の通り、この周期はご家庭のあり様が大きく変わる時期とも密接に関係するタイミングです。
お子さんが自立して家族が減る。または二世帯化で増える。
ご自身の高齢化や健康状態などからバリアフリーを検討する。
などなど考えは多方面に及びます。
このように家を考えリフォームの年表を意識すると、ライフサイクルが見えてくるかも知れません。