リフォームの小話(8)
いつも「家を楽しむ鉄と木の家具雑貨DIY用品」ファクトリー エッジアンドエッジをご利用いただきまして
まことにありがとうございます。Edge&Edgeの店主です。
玄関は住まいの顔と言われます。ご家族の毎日の出入りはもちろん、お客様を迎える大事な空間です。
そんな玄関も、いざリフォームを検討するとなると色々な観点からの考慮が必要となってきます。
・外からの導線
玄関ポーチや上がり框(がまち・かまち)の段差への考慮。
高齢のご家族がおられるお宅はもちろん、将来への備えも見越したバリアフリーへの視点は大切です。
土間から上がり框までの段差は180mm以内が望ましいと言われています。
また靴を脱いだり履いたりするためのベンチやスツールがあると便利。配慮も行き届きます。
・メンテナンスのし易さ
玄関土間は滑り辛い材質か、湿気を防ぐ材質か、掃除のし易い材質かなどの考慮。
・収納スペース
靴の収納はもちろん、スポーツ用具やアウトドアグッズの収納など玄関エリアにあると望ましい物は
それらのスペース確保とすっきりとした見た目の両立についても考慮。
・換気
どうしても湿気のたまりがちなスペース。採光や換気についての考慮も必要です。
梅雨時などは一時的に除湿機を設置できるようコンセントやスペースへの工夫があると望ましいかも知れません。
・玄関扉
物の搬入も考えて大きめの扉の設置は可能か。遮音や気密、防犯対策にも配慮した扉の選定も必要です。
また電気錠(カードやリモコン)を採用するなら実際の操作性を事前に確認しておきたいところです。
・照明
全体を照らす照明のほか、足元を照らす照明やブラケット照明などがあると便利です。
また扉外には人感センサーや遅れ消灯などを考慮するといいかも知れません。
などなど色々検討すべきことは多い玄関ですが、何はともあれたくさんのお客様が訪ねてきてくれる
そんな玄関にしたいものです。