木の小話(4)

いつも「家を楽しむ鉄と木の家具雑貨DIY用品」ファクトリー エッジアンドエッジをご利用いただきまして
まことにありがとうございます。Edge&Edgeの店主です。

今回も引き続きまして、主に家具に使用される木材をいくつか取り上げたいと思います。

10) ウォールナット(胡桃)
広葉樹。
以前の小話に書いた世界三大銘木のひとつ。強くて加工がしやすい高級材です。
(個人的に大好きな木材でもあります)
木目がほんわか柔か、味わい深い表情のウォールナットです。
ダークブラウン(薄い紫の褐色)のプリント紙の柄としても使われる人気の高い樹脂です。
ペンキなどによくなじんで艶出しの加工によりより美しく仕上げられます。

11) チーク(柚木)
広葉樹。
こちらも世界三大銘木のひとつです。タイやインドネシアなどで産出されますが
伐採禁止になっているところが多く入手が大変難しくなっているようです。
製材直後はそうでもないらしいですが、月日が経つにつれロウ状の成分が染みでて「チーク色」になります。
長く使うほどに色の深みが増し落ち着いた独特の雰囲気をかもし出します。
チェストやテーブルはもちろんですがウォールミラー(鏡の枠)なんてかっこいいですよね。

12) マホガニー
広葉樹。
同じく世界三大銘木のひとつです。
もともとが中南米などの原産ですが現在は乱獲の影響で輸出禁止だそうです。
なので普通に流通しているのはアフリカや東南アジアなど熱帯地域で植栽されたマホガニーがほとんどかと。
加工性や耐久性に大変優れており天然の乾燥速度も早いため狂いが少ないそうです。
家具材はもちろんのこと彫刻材や楽器や装飾材などに使われることが多いです。
話は逸れてしまいますが、私はマホガニーと聞くとどうしてもGibson※のレスポールを思い浮かべてしまいます。
※ギブソンというギターメーカー。かっこいいギターです。

といった次第で、他にもまだまだたくさんありますがまた今回もここまで。

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